1歳児の入院生活!先天性股関節脱臼の治療Part2 |
娘の先天性股関節脱臼の入院記録を残しておこうと思います。
どなたかの参考になれば嬉しいです。
【1日目】先天性股関節脱臼の治療開始
入院当日。朝10時に病院へ。
入院中は夫は仕事なので手伝いはお願いできず、退院まで自宅に戻れないと思い、たくさんの荷物とともに入院部屋に入りました。
部屋は個室。子どもには辛い治療が待っており、泣き叫ぶと周りの患者さまに迷惑になるので個室に入らなければいけませんでした。
入院1日目は入院生活の説明や病棟の案内をしてもらいました。
入院生活の1番の注意点は、子どもを立たせてはいけないこと。歩かせるなんてもってのほかです。初日が1番辛かったです。シングルサイズのベッドの上で遊びたい盛りの1歳児を座りなさいとなだめる……。
これには心が折れました。
◎設備を見ると
トイレと洗面台は部屋についているので少し安心です。
シャワーは共同のものを使います。
病院によるかもしれませんが、シャワーは子どもと一緒に毎日入れます。小さな子どもということもあり、朝1番に予約をとってもらえました。
シャワーでももちろん立たせることができないので、ベビーバスを用意してもらえました。そこにお湯をはり、座りながら子どものからだを洗います。
子どもは泡ぶろでこの時ばかりは毎日楽しそうでした🎵そんな風景を見ていると、辛い治療生活の小さな癒しを感じることができました。
シャワーの時間は30分。子どもを洗って、自分を洗って。抱っこしながらからだを拭き、服を着せる。
毎日、朝からハードに動いていました。
病棟の設備は他に共同の給湯器がありました。お茶やお湯、水を自由に使わせてもらえるのはとてもありがたいです。
電子レンジとトースターもあったので、自分のごはんは売店でお弁当を買って温めて食べています。
子どものごはんは入院食が3食+おやつが出ます。野菜中心のメニューなので、少し苦手そうに食べていました。
さらに、24時間の付き添いになるので、付き添い用の簡易ベッド?ベンチのようなものを貸してもらえました。(1日あたり100円)
寒いと聞いていたので、毛布はあらかじめ用意していました。
設備は大まかにはこのような感じで、意外と充実して入院生活を送ることができました。
◎治療の開始
入院当日は本格的なけん引治療はありませんでした。
午前は病室になれることを主に。夕方くらいからけん引中の包帯になれることをはじめました。
けん引は柔らかいスポンジテープのようなものを使って引っ張ってもらいます。ももとふくらはぎの2か所に包帯でテープを固定し。
初日は緊張してガチガチだったので、娘の場合はスムーズに巻けました。もうされるがままの状態で(笑)
包帯を巻くと動きにくいようなので、立ったり、中腰になったり、座ることもなく。
親としては少し楽でしたが、時間が経つと愚図りはじめました。
包帯になれるためにその日はそのまま就寝。次の日からスタートする本格的なけん引生活のために早めに寝付きました。
◎とにかくバタバタの1日目
入院の初日はとにかくバタバタでした。病室で生活できるようにと、家のアイテムをほとんど詰めこみましたが、意外と必要なものがたくさんあり。
この日は夫にも仕事を休み協力してもらったので、新たに必要なものをピックアップして買い出しに行ってもらいました。
あれよあれよとすぎた1日目。
娘の先天性股関節脱臼の治療はこんな1日からスタートしました。